- ミュンヘンのレジデンツは旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮で、現在は博物館・宝物館や劇場として公開されています。
- ミュンヘン・レジデンツの広大なホール「アンティクヴァリウム」は人気があって混雑しますが、朝オープン時間を狙うと比較的空ています。
- ミュンヘン中央駅からミュンヘン空港へはルフトハンザエクスプレスというシャトルバスが運行されています。15分に一本ほどの頻度で運行されていて約45分で空港に行くことができます。
ミュンヘン・レジテンツ
本日はいよいよ日本に帰国する日。
帰国する前にミュンヘンのレジデンツを見てから帰る予定にしていました。
実は当初の予定では、ミュンヘンに来た初日。つまりヴュルツブルクからミュンヘンに来た日(6日目)にレジデンツを見に行こうと思っていたのですが、予習が不十分だったため道に迷ってしまい数分遅れで見ることができなかったのです。(最悪なことに雨も降っていました。)
ということで、最終日の午前中にリベンジでもう一度トライすることにしていました。
11:30にミュンヘン中央駅から出る空港行きのシャトルバスに乗りたかったので、レジデンツのオープン時間の9時ちょうどに入場し、1時間半程度で駆け足で回るのかなりタイトなスケジュールを立てました。
ホテルをチェックアウトしたあと、スーツケースをホテルに預け、Sバーンを使って、ミュンヘン中央駅からマリエン広場駅に向かいました。
迷って時間を無駄にしたくなかったので、レジデンツへの行き方は前日のディナーの時の散策で予習しておきました。地下鉄のマリエン広場駅も工事中である事も把握していたので、迷うことなくレジデンツの入口にたどり着くことができました。(マリエン広場駅は上りのホームが工事中でしたが、下りのホームは使えたため、一駅先のIsrtor駅まで行き引き返しました。)
ミュンヘンのレジデンツは旧バイエルン王国ヴィッテルスバッハ王家の王宮で、現在は博物館・宝物館や劇場として公開されています。(私は時間がなかったので、博物館のみを見ました。)
レジデンツ博物館は見どころであるドーム状の大ホールのアンティクヴァリウム、アジア諸国の雰囲気が漂うグロット宮殿、祖先画ギャラリーをはじめ、多くの宮殿の部屋、展示物などがあります。あまりに広大だったのですが、予定の一時間半で駆け足で見て回りました。
特にドーム好きの私としてはアンティクヴァリウムは感動的でした。アンティクヴァリウムはレジデンツの中でも人気の場所で混雑していることが多いそうなのですが、朝早めに行ったのも良かったのかゆったり鑑賞することできました。
1時間半ほどで鑑賞を終え、10:30過ぎにはレジテンツを出てSバーンを使ってミュンヘン中央駅に戻りました。
帰国・LH0714 ミュンヘン ー 羽田(16:36発・翌10:36着)
ミュンヘン中央駅に戻ってきた私は荷物を回収しにホテルへ向かいました。(ホテルをミュンヘン中央駅のすぐ近くにとっておいて良かったです。)
荷物を回収したあと、ミュンヘン中央駅11:30発のシャトルバス(ルフトハンザエクスプレス)でミュンヘン空港へ。ルフトハンザエクスプレスを使うとミュンヘン中央駅から空港まで45分。15分に一本くらい運行されており非常に便利です。苦労せずに空港にたどり着くことができました。
私が搭乗する飛行機はLH0714 ミュンヘン ー 羽田(16:36発・翌10:36着)の直行便で、約10時間で羽田に到着します。
飛行機は16:36発だったので4時間ほど前に空港に到着しました。いつも何かトラブルがあった場合を想定して早めに到着するように予定を組んでいます。
4時間というと途方もなく長く感じますが、実はここでお土産を買うという最後のミッションがあります。私は旅の途中ではほとんどお土産を買わないことにしているので、ここでまとめてお土産を調達する必要がありました。
私は旅のお土産を購入するのが苦手でいつも苦労しています。今回もいつも通り苦労して、結局空港に4時間前に到着してちょうど良いくらいでした。今回も大量のお菓子などをゲットしました。(ハリボーたくさん買いました。)
飛行機はほぼ定刻通り出発。今回は眠ることができなかったので、映画を4本も見てしいました。
翌10:40くらには予定通り無事羽田空港に到着することができました。
旅の振り返り
今回のドイツ旅はジャーマンレイルパスを使って、ドイツを広範囲に旅することができた盛りだくさんの旅でした。
行ってみたかったアーヘン・ケルンの大聖堂はどちらも感動的なものでした。
また、ロマンティック街道で行きたかった「ローテンブルク」・「ヴィースの巡礼教会」・「ノイシュヴァンシュタイン城」にも行くことができました。
ロマンティック街道は、列車で回るのはかなり大変で、待ち時間など無駄が出てしまう計画になってしまいました。海外で車に乗るのに抵抗がない方はレンタカーで回ることも検討したほうがいいかもしれません。
ノイシュヴァンシュタイン城・ホーエンシュヴァンガウ城は見学の時間にかなり制約があり、また個人で自由に見ることもできないので、頑張って行ったわりには、あまり個人手配のメリットが享受できませんでした。
ノイシュヴァンシュタイン城観光はミュンヘン発の旅行会社のオプショナルツアーでも良いのでは?というのが正直な感想です。(探すとヴィースの巡礼教会も回るパックがツアーがあります。)
ひとつ残念だった点が今回の旅は天気にあまり恵まれず雨に降られることも多かった事です。特にマリエン橋からノイシュヴァンシュタイン城が霧に包まれてしまっていたのがとても残念でした。
あと今回は残念ながらスリにあってしまいました。防犯には極力気を付けていたつもりでしたが、ちょっとした隙をつかれてやられてしました。結局カードは幸運にも使われなかったのですが、そのせいか「スリにあったという実感がない」のが逆に少し恐ろしいです。反省点として次の旅に生かせるようにしたいです。
スリにあったりとトラブルもあったのですが、体は無事に日本に帰ることができました。
最後に
2019年のドイツの旅の記録はこれで終わりです。2020年も終わろうとしていますが、やっと旅行記を書き上げることができました。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
2020年は大きな変化の年でした。特に海外旅行に行くという点においては劇的に変化しました。
私は2020年はショパンコンクールのチケットをとって、ポーランドに行く予定にしていましたが、取りやめることになりました。
ブログを書く際に使ったノイシュヴァンシュタイン城の写真スポットであるマリエン橋の写真は、今見るとあまりの混雑ぶりで驚きます。
思い返せばバルセロナのサグラダ・ファミリアも、カプリ島の青の洞窟も、パリのルーヴル美術館もすごい混雑でした。
この1年で世の中の常識が全く変わってしまいましたね。 今これらの観光地はどうなっているだろう?ヨーロッパは日本以上に厳しい状態だと聞きます。
日本人の私がまたこの時のように旅ができる日は、少し先の気がしていますが気長に待つしかないですね。
何年先になるか分かりませんが、まだまだ行きたいところはたくさんあるのでその日を楽しみに過ごそうと思います。
2019年ドイツ旅行記はこれで終わります。読んでくださった方ありがとうございました。
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この記事は2019年に行ったドイツ旅行の記録です。
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フランクフルトとその周辺 ロマンティック街道
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