ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城へ【8日目①】

ロマンティック街道
この記事では

この記事はノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城へ行った時の記録です。

ノイシュヴァンシュタイン城はドイツで最も有名な観光スポットです。

お城があるホーエンシュヴァンガウ村に宿泊し、朝からノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城へ行った後、ミュンヘンに戻りました。

この記事は2019年に訪れたときの記録です。現在はコロナウイルスの影響もありますので、最新の情報を確認するようにしてください。

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7:30 チケット受け取り

  • ノイシュヴァンシュタイン城・ホーエンシュヴァンガウ城の内部を見たい場合はガイドツアーに参加する必要があります。
  • ガイドツアーのチケットは村のチケットセンターで購入可能です。
  • ノイシュヴァンシュタイン城は人気があるのでチケットセンターは混雑します。当日券を買う場合は長時間並ぶ必要があります。ハイシーズンでは売り切れる場合もあるので要注意です。
  • チケットはネットで事前に予約することをおすすめします。チケットを予約していても当日チケットセンターでチケットを受け取る必要があるので注意してください。

 8日目の朝が来ました。丸一日観光できるのは今日が最終日。明日の午後には帰国しなければいけません。

 今日は、ドイツで最も有名な観光スポットであるノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城を見た後、ミュンヘンに戻ります。

 ノイシュヴァンシュタイン城、ホーエンシュヴァンガウ城の内部を見たい場合はガイドツアーに参加する必要があります。

 ガイドツアーのはチケットはネットで予約をしておきました。ハイシーズンではとても混雑して当日券が売り切れる場合もあるそうなので、事前予約をしておいた方が良いでしょう。

 ちなみにチケットをネットで予約をしていても、当日にチケットセンターでチケットを引き換える必要があります。要注意です。

 私は朝食を早めにすませ、チケットセンターのオープン時間にチケットセンターに行き、無事チケットを引き換えました。私は

  • ホーエンシュヴァンガウ城 9:15
  • ノイシュヴァンシュタイン城 11:15

に予約しておきました。チケットに印字された時刻は5分刻み。チケットは記載された時刻から15分しか有効でないので、遅刻は厳禁です。(ノイシュヴァンシュタイン城は5分)

この日ホテルの朝食は「ヴィースの巡礼教会へ~行き方・見どころ【7日目】」で紹介しています。(下の方です。)

チケットセンター。なんとチケットセンターの写真を撮り忘れていました。なぜか看板だけ撮影していました。ここで当日券を購入することもできますが、とても混雑しているのと、売り切れの場合があるので予約しておいた方が良いでしょう。
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9:15 ホーエンシュヴァンガウ城

  • ホーエンシュヴァンガウ城は山の上にあるお城です。(徒歩でアプローチします。)
  • お城へはチケットに印刷された時間から15分以内に入場する必要があり遅刻厳禁です。
  • ホーエンシュヴァンガウ城は写真撮影禁止です。

 ホテルで一休みした後、9:15を目指してホーエンシュヴァンガウ城の入口へ向かいました。

 ホーエンシュヴァンガウ城へは山道を登っていきます。(5~10分程度です。)

 遅刻厳禁なので10分前には城の入口に到着していました。(チケットは記載された時刻から15分間だけ有効にです。

 ホーエンシュヴァンガウ城は19世紀にバイエルン王ルートヴィヒ2世の父であるマクシミリアン2世が、12世紀に建てられた廃墟のお城を買い取って改築して作られました。 (ルートヴィヒ2世はのちにノイシュヴァンシュタイン城を作ります。 )

 ルートヴィヒ2世は彼の人生の大半をこのお城で過ごし、この場所でワーグナーとも接見しています。

 城の中の「音楽の部屋」にはワーグナー・グランドピアノと言われる古形ピアノがあり、ルートヴィヒ2世はここでワーグナーを招きの演奏を聴いていたそうです。

 城に入るとガイドに従って一部屋ずつ進んでいきます。単独行動はできないので、ゆっくり見たりすることはできませんでした。40分ほどでガイドは終了。城の外に出てきます。

 ホーエンシュヴァンガウ城は残念ながら写真撮影禁止なので、内部の写真はありません。

ホーエンシュヴァンガウ城は山の上にあります。
ホーエンシュヴァンガウ城がある山の上には階段で行くことができます。
入口の電子掲示板。私のチケットは115なので、9:15から15分間だけ入場が可能でした。遅刻厳禁です。
ホーエンシュヴァンガウ城の入口
ノイシュヴァンシュタイン城から見たホーエンシュヴァンガウ城
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11:15 ノイシュヴァンシュタイン城

  • ノイシュヴァンシュタイン城も山の上にあります。お城へはバスまたは馬車で向かいます。
  • バスの停留所からさらにお城までは20分ほど歩く必要があるので、余裕を持って行動することが必要です。
  • ノイシュヴァンシュタイン城はチケットに印刷された時間から5分以内に入場する必要があり、同じく遅刻厳禁です。

 次はノイシュヴァンシュタイン城へ向かいます。ノイシュヴァンシュタイン城はドイツで最も有名な観光スポットと言っても良いでしょう。

 私がホーエンシュヴァンガウ城から降りてきたのは10:20くらいでした。

 次の予約時間は11:15。時間までにノイシュバンシュタイン城の入口に行く必要があります。

 ノイシュヴァンシュタイン城への行き方は3通りあります。

バスチケットセンターそばのバス停から5分。さらにバス停から15分ほど山道を登る
馬車チケットセンターそばの馬車乗り場から乗ることができます。(10分ほどで到着)
徒歩1.5kmの山道を登っていく方法。体力がある人はこれでもOK

 私はもっともスタンダート(?)と思われるバスで行くことにしました。

 バス停に着くと乗りたい人の大行列。とりあえずバスのチケットを購入してバスを待待ちます。 

 バスが到着して続々人が乗り込んでいきます。バスはとても混雑していて、前に並んでいる人は諦めて次のバスに乗ることを決めていましたが、私は無理やりそのバスに乗り込みました。(満員電車に乗り慣れている日本人の感覚からするともうちょい乗れるのでは。。。という感じでした。)

ノイシュヴァンシュタイン城へ行くバス停はホーエンシュヴァンガウ城の麓にあります。とにかくたくさんの人が待っています。バスの本数もそれなにやってきますが、お城の入場は遅刻厳禁なので余裕をもってノイシュヴァンシュタイン城へ向かいましょう。

 バスは細い山道を飛ばし、マリエン橋と城へ続く道が分かれる場所に到着しました。バス停からノイシュヴァンシュタイン城へはさらに15分くらい山道を登っていく必要があります。

 私はまずはノイシュヴァンシュタイン城の方へ向かって歩きました。城は山の上のはずなのに一旦下っていかなければならなくて、なかなかキツイ山道。。。道を途中まで行くとお城が見えてきます。写真を撮りながらゆっくり進んで集合場所へ向かいました。

 城の入口にはたくさんの人が入場を待っていました。

バスは城へ向かう道と、マリエン橋に向かう道の分かれ道に到着します。左に進むとノイシュヴァンシュタイン城。まっすぐ進むとマリエン橋です。

 ノイシュヴァンシュタイン城は19世紀にバイエルン王ルートヴィヒ2世によって作られたお城です。

 ノイシュヴァンシュタイン城は今まで見てきた多くの歴史的建築と異なり、 ルートヴィヒ2世が趣味で作ったお城で、石造りではなく鉄骨組みのコンクリートおよびモルタル製でできています。

 多くのお城が戦争のための要塞や、外交の舞台である宮殿として使われていたのに対して、このお城はそれらの役目を持っていない少し特殊なお城です。 

 ノイシュヴァンシュタイン城は歴史的価値はあまり高いとは言えないためか、多くの観光客が訪れていますが、世界遺産に指定されていません。(現在申請中で、将来的には世界遺産になるかもしれません。)

  逆に言うと趣味的に作られたお城だからこその美しさがあります。マリエン橋から眺めるお城は特に美しく、まるでおとぎ話にでてくるお城のようです。

 このためノイシュヴァンシュタイン城はディズニーランドのお城のモデルになっています。 (カルフォルニアと香港のディズニーランド)

 私は11:15ピッタリに城に入場しました。そこからはガイドツアー参加して、ベルトコンベア式に出口まで運ばれて行ってしまいます。ちょっと味気ない感じでした。

 残念ながらノイシュヴァンシュタイン城もホーエンシュヴァンガウ城同様、写真撮影禁止でした。

 城の中は工事中が多かったです。ノイシュバンシュタイン城は中よりも外から見る城だと思いました。(そうはいっても行ったからには中にも入っておきたいので悩ましいですね。。。)

分かれ道を進んでいくと、遠くにお城が見えてきます。
お城の入口に入っていったところ。。既に多くの人が待っています。
城の入口に到着したのは11:06分。案外ぎりぎりでした。ノイシュヴァンシュタイン城に入場可能な時間はチケット記載の時間から5分以内と非常にシビアです。私のチケットは439でした。
お城の入口の近く。ノイシュヴァンシュタイン城は遠くから見た方がきれいでした。

 1時間ほどで内部見学が終わって城の外に出てきました。今度は最初の分かれ道に戻って、ノイシュバンシュタイン城の写真スポットであるマリエン橋へむかいます。

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12:30 マリエン橋

 マリエン橋はノイシュヴァンシュタインを撮影するベストスポットと言われています。

 ノイシュヴァンシュタイン城を紹介するときに使われる写真の多くはここから撮影されたものが使われています。

 マリエン橋でいざ撮影!と思ったのですが、すごい霧で肝心の城はぼんやりしか見ることができませんでした。

ノイシュヴァンシュタイン城の撮影スポットであるマリエン橋。この日は天気が良くなかったのですが、それでもこの混雑です。橋に行くために列に並んで待つ必要があります。
リエン橋からのノイシュヴァンシュタイン城。この日は霧があまりに濃くてあお城はあんまり見えませんでした。 写真はかなりイマイチですが、霧の中で見たお城はとても美しかったです。

 旅程を変更し霧が晴れるまで待とうかとも思いましたが、潔く諦めて下山することに決定しました。

 下山しフュッセン行きのバスを待っていると城を覆う霧は濃くなるばかり、すっぱり諦めた選択は正しかったです。

  14:05フュッセン発、16:04ミュンヘン着の列車でミュンヘンに戻りました。


 ミュンヘンに戻ってドイツ最後のディナーを食べます。

続きを読む。⇒⇒⇒  ミュンヘン新市庁舎とドイツ最後のディナー【8日目②】

ひとつ前の記事に戻る。⇒⇒⇒ヴィースの巡礼教会へ~行き方・見どころ【7日目】

この記事は2019年に行ったドイツ旅行の記録です。

ドイツ旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2019年の目的地はドイツ(旅の計画)【1日目⓪】
 フランクフルトとその周辺

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プロフィール
tetsu

サグラダファミリアを見たい一心で初めて一人でスペインに行ったところ、海外一人旅にドはまりしてしまった会社員です。2016年はスペイン、2017年イタリア、2018年イギリス・フランス、2019年はドイツに行きました。もし記事が気に入りましたらSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです!

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