アーヘン大聖堂~開館時間・ガラスの礼拝堂見学方法・写真撮影は可能?【2日目②】

フランクフルトとその周辺
この記事は・・・

この記事は私がアーヘン大聖堂に行った時の記録です。

アーヘンの大聖堂はガラスの礼拝堂という美しいステンドグラスをもつ礼拝堂を持った大聖堂です。

大聖堂にこれから行く方の参考になるように、拝観可能時間、写真撮影可否、ガラスの礼拝堂の見学方法についてまとめています。

スポンサーリンク

11:00 アーヘン大聖堂へ

 アーヘン中央駅から20分くらかけて徒歩でアーヘン大聖堂に到着しました。

 アーヘン大聖堂の周りはお店も多く賑やかで、教会そばはちょっとした広場になっていて、ベンチに座って教会を眺めながらのんびりすることもできます。

大聖堂の周りはとても賑やか。テラス席のあるカフェなどもあります。
教会前のベンチ。教会を眺めながらゆっくりくつろげます。

 アーヘンの大聖堂は事前にネットで調べたところによると、「予告なくOpen時間が変更され見られなかった」という情報もあったので心配していたのですが、当日は問題なく拝観することがでできました。

アーヘン大聖堂内部へ

 アーヘン大聖堂は、ドイツで一番に世界遺産登録された教会です。北部ヨーロッパではもっとも古い教会で、カール大帝が786年に建設をはじめ、彼の死後936年から1531年までの約600年間30人の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われた歴史のある教会です。

 教会に入るとまず目に入るのが金色のモザイクに装飾された豪華な八角形のクーポラです。このモザイクでできたクーポラはビザンティン様式で作られていて、それまで見てきた多くの教会とは少し違った雰囲気。

八角形のクーポラの内部です。天井が八角形になっているんですが、写真を撮り忘れました。
クーポラは金のモザイクで装飾されていてとても美しいです。奥に見えるのがガラスの礼拝堂です。

 その奥は3方向をステンドグラスで囲まれた礼拝堂になっています。天井はとても高く25mもあり、この美しいステンドグラスの礼拝堂は「ガラスの礼拝堂」と呼ばれています。

 ※奥のガラスの礼拝堂に入るためにはガイドツアーに参加する必要があります。(詳細は下記の「アーヘン大聖堂:鑑賞の基本情報」を参照してください。)

ガラスの礼拝堂の内部。高さ25mのステンドグラスが入っています。
美しいステンドグラス。方角によって図柄が異なるのは作成された年代が違うためです。戦争などで破壊され部分ごとに修復されています。

 一時間程度で教会内を鑑賞し、教会の外へでました。

 旧市街には美味しそうなパン屋が何軒もありました。駅に戻って駅前のパン屋でサンドイッチを購入してベンチで食べて昼ごはんにしました。

 残念ながらゆっくりランチしてはいられません。次はケルンに向かいます。

スポンサーリンク

アーヘン大聖堂:鑑賞の基本情報

  • 観光客が内部に入れるのは平日11時~土日は12:30~です。
  • 特別な礼拝などで観光客には公開されない場合があるので当日のスケジュールを公式ホームページで確認しましょう。
  • 教会内部の写真撮影は有料です。
  • ガラスの礼拝堂を鑑賞するためにはガイドツアーに参加する必要があります。

オープン時間

 アーヘンの大聖堂のオープン時間は、

  • 1月~3月は7 a.m. – 6 p.m
  • 4月~12月は.7 a.m. – 7 p.m.

ですが、ミサがある時には一般の観光客は入ることができません。

 観光客が入れるのは、平日11:00~、土日は12:30~以降になります。

 また、特別な礼拝などで入ることができない場合もあるようです。実際に行く日に特別な礼拝があるかどうかは更新ホームページで確認する必要があります。

教会の入口に貼ってあるその日のミサの予定。観光客は11時~19時まで入ることができる。日によっては特別なミサなどがあって、入れない場合もあります。まずこれを確認して安心しましょう。

 ちなみに、ネットで前調べをしていた時に12:45-14:30しか入れなかったという噂もあったので、この時間に重なるようにスケジュールを組みました。(結局、私が行った日は通常通り11時よりから空いていました。)

 必ず内部を見たいという人は、時間に余裕を持って訪れた方が良いかもしれません。(教会内は1時間ほどで見ることが可能です)

※2020.1.23の情報です。最新の情報はアーヘン大聖堂の公式ホームページで確認してください。

 アーヘン大聖堂公式ホームページ

おまけ

  以前フランスのアミアンのノートルダム大聖堂を見に行った時に、スケジュールを確認していなかったために、特別なイベントの日に当たってしまい内部に入ることができませんでした。

 自分の行く予定の日に特別なイベントが入っていないか確認しておく必要があるでしょう。

 ~アミアン ノートルダム大聖堂~フランスのゴシック様式大聖堂で最大【6日目③】

写真の撮影は有料(1ユーロ)

 アーヘン大聖堂では写真撮影は可能です。ただし有料(1ユーロ)になっています。

 八角形のクーポラの入口のあたりで係員がいるので、そこで料金を支払うとリストバンド(紙製)をもらえます。そのリストバンドを持っている人は写真撮影が可能というシステムになっています。

 小銭を用意しておくと良いと思います。

 観光客は教会維持のためになんらか貢献すべきかなと思うのでとても良いシステムと思いました。

ガイドツアー

 アーヘン大聖堂のガラスの礼拝堂はガイドツアーに参加しないと見ることはできません。(柵があって、ガイドツアーに参加していない人はそこまでしか進むことができません。)

 ガイドツアーは4ユーロで一時間に1回程度開催されます。

 教会内で参加申し込みが可能です。

八角形のクーポラとガラスの礼拝堂との間には柵があります。ここから奥に進むためにはガイドツアーに参加する必要があります。

ガイドツアー概要

  • 平日 11時~17時 毎時00分に開催(夏季は18時まで)
  • 土曜 13時~17時 毎時00分に開催(夏季は18時まで)
  • 日曜 13時~16時 毎時00分に開催

※英語ガイドは14:00の回

宝物館

 この他、私は行かなかったのですが、カール大帝の金の胸像や、宝石などが収められた宝物館があります。

 入場料は5ユーロです。


アーヘンからICEでケルンへ。次はケルンの大聖堂に向かいます。

続きを読む。 ⇒⇒⇒ ケルン大聖堂へ~行き方解説・フランクフルトから日帰りも可【2日目③】

ひとつ前の記事に戻る。⇒⇒⇒フフランクルトからアーヘン大聖堂へ~行き方・ICEの乗り方【2日目①】②】

この記事は2019年に行ったドイツ旅行の記録です。

ドイツ旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2019年の目的地はドイツ(旅の計画)【1日目⓪】

フランクフルトとその周辺
スポンサーリンク
tetsuをフォローする
プロフィール

サグラダファミリアを見たい一心で初めて一人でスペインに行ったところ、海外一人旅にドはまりしてしまった会社員です。2016年はスペイン、2017年イタリア、2018年イギリス・フランス、2019年はドイツに行きました。もし記事が気に入りましたらSNSなどでシェアしていただけると嬉しいです!

tetsuをフォローする
休暇をとって旅へ出よう!

コメント