フランクフルトに戻りドイツ料理レストランでディナー
フランクフルトのホテルに戻ってきて再びホテル「Steigenberger Metoropolitan」にチェックイン。
スタッフはもちろん私の事を覚えていてくれて暖かく迎え入れてくれました。
ホテルで一休みした後、調べておいたドイツ料理店に向かいました。
20:00 ドイツ料理パウラナーへ
私が行ったレストランは、PAULANER(パウラナー)というビール工場直営のレストランです。
グーグルマップで見つけたお店で、日本語の口コミがあり、日本語のメニューもあるとカキコミがあったので選びました。
既に市電の乗り方もマスターし、お店の位置もライン川下りに行く前に下見をしておいたので、サクっと到着することができました。
私は牛カツ(シュニッツェル)を注文しました。覚悟はしていましたが、非常にボリュームがありました。一枚で十分足りる牛カツが2枚。美味しかったけど、食べきるのにかなり苦労しました。
ビールも一杯飲みました。直営店だけあってとても美味しかったです。
食事が終わってお会計、カードで支払おうと思ったのですが、カードが見当たらない。とりあえず予備のカードで支払いました。
22:00 カードがない!
ホテルの部屋に戻って、すべての荷物を出して調べてみたのですが、やっぱりカードがない!!どうやらスられてしまったようでした!
私がスられてしまったのは、「マネパカード」というチャージして使う海外プリペードカードです。一般のクレジットカードと違って、万一誰かに不正に使用されたとしても、チャージされた分しか使われないカードです。
クレジットカードと同じように使用でき (マスターカードとして使用することができます。) 、ATMからチャージしてある現金を引き出すことも可能です。
万一の時の被害金額をなるべく抑えるために、海外旅行を初めてした2016年に作りました。
と言いつつ、小心者の私はそこそこ大金をチャージしており、やっぱり勝手に使われたら悲しい!
カードを紛失した時の対処
何はともあれカードが盗られてしまったようなので、不正利用されないためにカードを停止する必要があります。
「マネパカード」はWebで使用を停止することができるので、すぐに会員サイトにログインしてセキュリティーロックをかけてカードが使用できないようにしました。
次に、カードを停止するまでの間に既にカードが第三者に使われてしまっていないか確認する必要があります。カードはおそらくお昼ごろ盗られたので半日近く経っており緊張しつつ履歴を調べました。
するとラッキーなことにカードは不正に使われた形跡はありませんでした。(「マネパカード」の場合は会員ページでカード利用履歴が確認できます。また使用されたのとほぼ同時にメールが入るので、不正利用があった場合その時点で気づくことができます。)
念のため、会員ページからだけでなく、サポートセンターと連絡をとり、不正利用の有無の確認とカードの完全停止の手続きをしました。(この手続きは電話でなく、会員サイトのチャットで出来たのでとても便利でした。)
ちなみに、カードが不正に使用されていた場合、被害の保障を受ける為に、地元の警察に盗難届を出し、「紛失・盗難証明書」を発行してもらう必要があります。
もし今回、カード不正利用の被害が出ていたら「紛失・盗難証明書」を地元の警察にもらいに行く必要があり、旅程が大幅に変更になっていました。不幸中の幸いでした。
実質、被害はありませんでしたが、血の気がサーっと引いたのでした。。。涙
- カードが盗られたら不正利用されないようにカードを停止する。
- カードを停止するまでに不正利用がなかったかを確認する。
- カードが不正に使用されていた場合は、地元の警察に行き「紛失・盗難証明書」を発行してもらう必要がある 。(今回は必要なかったですが。)
何故カードがスられたのか?~原因の考察
さてここで「なぜカードがすられてしまったのか?」原因を振り返ってみました。
冷静に昼間の行動を思い返すと、実は思い当たる場面がありました。
それはライン川下りのスタート地点であるリューデスハイムでの出来事です。
私はライン川下りのチケット売り場で、既に購入してあったバウチャーを乗船券と交換しました。そしてそれと併せてライン川下りのガイドブックを購入しました。
その時も「マネパカード」で支払いをしようとしたのですが機械にカードが認識されなかった為、現金で支払うことになったのです。
カードが認識されずに焦った私はカードをバッグの中にポイっと入れ、サイフから現金を出してガイドブックを購入しました。
落ち着いてカードをサイフにしまってから、現金を取り出して支払えばよかったのですが、混雑していたチケット売り場で焦って、裸のカードをバッグに入れてしまっていたように思います。(写真を見るとそんなに混雑しているようにも思えませんね。。。少し並んではいましたが。)
通常バッグは簡単にロックがかけられるようにしているのですが、そのロックもかけ忘れていたように思います。
きっとその行動を誰かに見られていたのだと思います。
ライン川下りの出発時刻までに時間があったので、リューデスハイムの街をブラブラと散歩していると、バッグのファスナーが開いているのを発見しました。
その時はファスナーを閉め忘れたと思って急いでファスナーを閉じたのですが、きっと時すでに遅しだったのだと、今考えると思います。
本来ならここでハッと気づき、バッグの中身を確認し、カードがなければカード停止の手続きをすべきでした。(不正利用されてなくて運が良かったです。)
治安がいかにも悪そうなフランクフルトと比較して、リューデスハイムは地方の街で治安も比較的良さそうという気の緩みもあったのだと思います。
それはあくまで私のイメージであって、観光客がいる場所にはそれを狙う輩がいることを忘れてはいけないという教訓になりました。
- 観光客がいる場所にはそれを狙う輩がいることを忘れてはいけない
- バッグにはロックをかけられるようにする。(そしてそれを忘れないようにする。)
- カード紛失が判明したらなるべく早くカードを停止する。(私はできて無かったですが。)
- お金、カードを扱う時は冷静に。。。(←自分への反省)
海外旅行での支払いはクレジットカードで
今回私はカードをすられてしましましたが、やっぱり海外旅行の支払いはクレジットで行うべきです。
私が今まで行ったヨーロッパの国々(スペイン・イタリア・イギリス・フランス・ドイツ)ではほとんどの会計をカードで済ませることができました。
海外では日本よりも治安が良くない場合が多く、なるべく多額の現金を持ち歩くことを避けた方がいいと言われています。(カードならば万一の場合保証がきく、一応使用するに暗証番号が必要。)
私も売店で水などを買うための小銭以外はなるべくカードで会計を済ませるようにしています。(国・地域によってはクレジット払いが一般的でない場合もあるのでその辺はご確認を。)
私は海外旅行には3枚のクレジットカードを持って行っています。(マネパカードの他にVISAを2枚持って行っています。)
それぞれのカードについて紛失した場合に、カードを止めるためにどこに連絡したらよいか、履歴はネットで確認可能か?などは復習して旅に臨むようにしています。(日本で普段使っているメインカード以外も持って行くので。)
それともう一つやっておくのがカードの番号を控えておくこと、カードを盗られた場合はカードが手元になくなっているので、カードの番号もわからなくなってしまいます。紛失連絡先と併せてて、カード番号も控えておくのが良いでしょう。
あと、海外ではサインではなく、カードの暗証番号が必要な場合がほとんどです。 日本にいるときにカード利用をサインでされている方は暗証番号を確認しておくのを忘れずに。。(カード使えなくて泣きます。)
- 万一紛失した場合を考えて、webですぐ止められるカードは便利
- カード停止、履歴の確認の方法はちゃんと調べておく必要アリ。
- カード番号も控えておく。。
- 暗証番号の確認もお忘れなく。
4日目はこれで終了です。明日からは気を取り直して、ロマンティック街道の旅へ向かいます。まずはヴュルツブルグへ出発します。
続きを読む。⇒⇒⇒ドイツ・ロマンティック街道の旅~ローテンベルク、ノイシュヴァンシュタイン城etc.【5日目①】
ひとつ前の記事に戻る。⇒⇒⇒ライン川クルーズ~見どころ・クルーズ船内部紹介【4日目③】
この記事は2019年に行ったドイツ旅行の記録です。
ドイツ旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2019年の目的地はドイツ(旅の計画)【1日目⓪】
フランクフルトとその周辺
コメント