大英博物館に入り30分くらいしたところでトラブル発生!スリにあってしまいました。
この記事では大英博物館でスリに会った時の体験を紹介しています。この時不運にもパスポートも取られてしまい、再発行の為の手続きをしました。
スリにあった当日にした対応をまとめていますので、万一の場合に備えてぜひ読んでみてください。
2日目のコース
2日目⑤:2018/8/4(土):大英博物館
日時 | 現地時間 | 交通機関 | 記録 |
2日目 8/4 |
地下鉄1駅(2分) | Green Park | |
Westminster | |||
9:00 | ウエストミンスター寺院 | ||
地下鉄4駅(6分) | Westminster | ||
Mansion House | |||
11:00 | ランチ | ||
12:00 | セントポール大聖堂 | ||
地下鉄5駅(9分) | St Paul’s | ||
Tower Hill | |||
14:00 | ロンドン塔 | ||
地下鉄(30分)乗り換え1回 |
Tower Hill | ||
Holborn | |||
16:30 | 大英博物館 | ||
バス移動 | |||
ディナー(Hawksmoor borough) | |||
地下鉄4駅(6分) | London Bridge | ||
Green Park | |||
ロンドン泊 |
大英博物館でスリにあう
17:20 大英博物館でスリにあう
大英博物館ではNさんが順路を案内してくれていたのですが、館内は混雑しているため、各ブースでは別々に行動し各自で展示物を鑑賞したあと、次のブースに一緒に進むという形で回っていました。
エジプトのブースでミイラを見ていると、Nさんが近づいてきて、
「スリにやられました」
と、言ってきました。運悪く彼はサイフ以外にパスポートやその他の貴重品も持参していて、まとめてごっそり盗られてしまいました。彼はジッパー付きの肩掛けカバンにサイフを入れていたのですが、ジッパーをあけて手を突っ込まれすべての貴重品を盗られたようでした。(縦長の結構深いカバンなのに手を突っ込まれた模様。)
大英博物館の入場した時のボディチェックの時にはあったのだけど、そのままずっと気づかず、気づいたときにはジッパーが全開になってしまっていて時すでに遅しという状況だったようです。
手口は巧妙でいつ盗られたのか全く気付かなかったとの事。
その後の対処(帰国のための渡航書の発行手続き)
Nさんが盗られてしまったのはサイフとパスポートでした。その後の対処は以下のようにしました。
クレジットカードを停止する
Nさんはスマホでクレジットカードを停止できるアプリを入れていて、その場でカードを停止していました。私も万一の時に電話で停止できるように連絡先をメモったものを持って歩いていますが、スマホで止められるならいざという時簡単ですね。
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大英博物館のインフォメーションセンターへ
その後、すぐにサイフを落としたことを、インフォメーションセンターに届けました。係員に事情を話すと、『サイフの具体的な形状』と『連絡先』について聞かれました。
スリは現金だけを抜き取って館内にサイフを捨てることもあり、後日の清掃でサイフが出てくることがあるそうで、その場合は連絡をくれるそうです。スリにあった場合は必ずインフォメーションセンターに届けを出しておきましょう。
インフォメーションセンターではパスポート再発行のために警察にいくように言われました。後日サイフが見つかることを祈りつつ警察へ向かいました。
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「盗難・紛失証明書」を入手するために警察へ
海外でパスポートをなくした場合、警察で「紛失届」を出し、「盗難・紛失証明書」をもらう必要があります。ふたりで地元の警察へ向かいました。
時間は18:00くらいになっていたので警察の門は閉じていました。インターフォンを鳴らしてみましたが、反応なし。Nさんは数日後に帰国を控えており、再発行のための手続きを少しでも早くする必要があったので、警察の前で待つことにしました。(日本から書類を取り寄せる必要がある場合があり、時差があるのでなるべく迅速に対応した方が良いです。)
警察の入口で少し待っているとパトロールから戻ってきたのか、警官が二人やってきました。急いで捕まえて事情を説明しました。警官はこういう事は多くて少しうんざりしているからか少々高圧的な感じで『どんなサイフか?』『中身は何か?』『他に盗られたものは?』『大英博物館のどこで盗られたのか?』『犯人の顔を見たか?』『なんで気づかなかったの?』『本当に盗まれたのか?』『実は落としたんじゃないのか?』など矢継ぎ早に質問を投げかけてきました。
Nさんは駐在をしているだけあって、私よりは英語が堪能なのですが、それでも焦った状況で二人の英語に対応するのは結構大変そうでした。英語があまり得意でない私は隣で見ていて「絶対パスポートをなくせない(汗)」と焦ってしまいました。。。
「盗難・紛失証明書」の発行には1時間くらいかかるらしく、時間を潰そうと近くの喫茶店へ向かいました。
パスポートを紛失した場合、再発行には「盗難・紛失証明書」を警察に発行してもらう必要がある。現地の警察に行って、事情を説明しましょう。 |
現地の日本大使館へ電話
証明書が発行されるまでの時間を使って、喫茶店で現地の日本大使館へ電話をしました。
大使館は365日24時間体制で電話を受け付けています。パスポートを紛失した場合は、「パスポート」の再発行または「帰国のための渡航書」を発行してもらうことになります。大使館に電話をして状況を説明しどちらを発行すべきかの指示をもらいます。(365日24時間つながる大使館の電話ですが、実は一発では繋がりませんでした。焦る状況ではありますが、繋がるまで何度か電話しましょう。)
Nさんの場合は数日後に帰国を控えてたために、パスポートの代わりになる「帰国のための渡航書」を発行してもらう事になりました。(旅行者の場合も帰国までのスケジュールに余裕はないはずなので「帰国のための渡航書」の発行になると思います。)
※帰国のための渡航書・・・パスポートの代わりになる渡航書で日本以外には入国できない。(トランジットは除く(空港からは出れません))
発行のためには「6か月以内に発行された戸籍謄本又は抄本(原本) 1通 又は日本国籍があることを確認できる書類」が必要で、彼は実家に連絡してこれを取り寄せることになりました。その時点では日本は夜中だったので翌日以降に実家に連絡したそうです。
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無事に「盗難・紛失証明書」を受け取りました。
1時間ほど待つと警察から電話があり証明書ができたとの事で、警察に向かい証明書を受け取りました。
この日にできる事はここまでだったので、気持ちを切り替えて食事に行くことにしました。
不運にもスリにあってしまいましたが、この後気分を変えてディナーに向かいます。
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この記事は2018年に行ったイギリスフランス旅行の日記です。
イギリスフランス旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2018年の目的地はイギリス・フランス(旅の計画)【1日目⓪】
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