大英博物館～見どころを駆け足で！（ロゼッタストーン・パルテノン神殿・ミイラ）【2日目④】

　ロンドン一日観光の最後は大英博物館です。じっくり見ると一日かかるといわれる大英博物館ですが、超駆け足で見どころをみてまわりました。

　所要時間1時間でかならず見ておきたい展示をピックアップして見て回りました。大英博物館に行きたいけど、時間がない人の参考になると思います。

2日目のコース

2日目④：2018/8/4(土)：大英博物館

大英博物館へ

16:20　大英博物館

　最後は大英博物館へ。大英博物館は約15万点の展示物(収蔵品は800万点！)があり、ざっとみるだけでも3時間くらいは必要と言われています。（じっくり見るとすると半日～1日は見ておいた方が良いらしいです。）

　私たちがロンドン塔から出てきた時点ですでに16:00近くになっていました。大英博物館の閉館時間は17:30なので鑑賞できるのは正味１時間くらいだったのですが、『せっかくロンドンに来たからにはぜひ行ってみたい！』ということで、超有名な「ロゼッタストーン」「エジプトのミイラ」くらいにターゲットを絞って見ることにしました。

　地下鉄を乗り継ぎ大英博物館の最寄りのHolborn 駅へ。徒歩8分くらいで大英博物館につきました。私たちが博物館に到着したのは16:20くらいでした。この時間になるとさすがに行列はほとんどありませんでした。

　大英博物館は入場料が無料ですので、チケットなどは用意していませんでした。無料の施設はだれでも入ってこれるためスリなどに注意する必要があります。

　ボディチェックをすませ博物館の中に入場しました。

ロゼッタストーン

　まず入口に入った時点で目に入ったのがロゼッタストーン。ロゼッタストーンとはエジプトのロゼッタで発見された石碑です。神聖文字（ヒエログリフ）、民衆文字、ギリシャ文字の3種類で書かれており、エジプトのヒエログリフ解読の手掛かりになった石碑です。

　とてもすごい人ごみだったのですが、かき分けるように近寄って鑑賞しました。「教科書に載っているあれか～」と思いつつしばし鑑賞。

ロゼッタストーン。神聖文字（ヒエログリフ）、民衆文字、ギリシャ文字の3種類で書かれています。教科書に載っていましたね。

古代アッシリアのゾーン

　次は古代アッシリアのゾーンです。古代アッシリアは現在のイラク北部にあった帝国です。これまた教科書に載っていたアッシリアの守護獣神像を鑑賞。頭が人間で、体が獣である獣神の像です。よく見ると足が5本あります。見上げるほど大きな彫刻で一枚岩から作られたものだそうです。

　これを現地からそのままごっそり持ってきたと思うとちょっと恐ろしいです。

アッシリアの守護獣神像です。宮殿の門に魔除けとして置かれていました。

モアイ像

　言わずと知れたイースター島のモアイ像。これも本物で南太平洋のイースター島よりヴィクトリア女王に献上するためにイギリスに持ち込まれたそう。

イースター島のモアイ。思ったより小さい。プレゼント用といったところか。。（イースター島には最大で20mというものもあるそう。）

パルテノン神殿の彫刻群

　有名なパルテノン神殿の展示。ここまで見てきた通り大英博物館の展示物には略奪してきたものがかなりたくさんあります。このパルテノン神殿の彫刻群も、神殿の表面にあった彫刻をごっそり引っぺがして持ってきたものです。強引すぎる。。。ギリシアからは返還要求が出されているそうです。

パルテノン神殿の彫刻。ギリシャ彫刻は美しいです。

パルテノン神殿の彫刻。神殿の表面をごっそりはがして持ってきてます。

エジプトのミイラ

　これも有名なエジプトのミイラ。ミイラは死体を後世まで残すために作られたものです。きれいなミイラを作成する技術も試行錯誤されていたり、また当時の身分によっても施される技術も違うようで、さまざまな種類のミイラが展示してありました。内部がわかるようにX線写真なども添えられており非常に興味深い展示でした。

エジプトのミイラ

かなり駆け足で見て17:00。入場から30分経過したところです。（残り30分）　つづく。。。

　駆け足で（約30分）大英博物館の見どころを見て回りました。実はこの後、大英博物館内でスリにあってしまいます！！

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この記事は2018年に行ったイギリスフランス旅行の日記です。

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