- マリエンベルク要塞は歴代の大司教の居城兼要塞です。要塞の建物は博物館として使用されています。
- 要塞北側の庭園からはヴュルツブルクの街を見渡すことができます。
- マリエンベルク要塞へはレジデンツ前のバス停から9番のバスに乗っていくことができます。
- レジテンツは世界遺産に登録されている建物で、ドイツで最も美しい宮殿とも言われています。
- 特に階段の間の天井のにある世界最大のフレスコ画が有名です。
この日は朝からヴュルツブルクの観光です。ゆっくり時間をかけて回りたいところですが、お昼には観光を終えて次の目的地であるミュンヘンへ移動予定にしていました。
ガイドブックによればヴュルツブルクの主な見どころは以下の3か所。
- マリエンベルク要塞
- レジデンツ
- 大聖堂
時間の関係もあって、マリエンベルク要塞とレジデンツに行くことにしました。教会も大好きなのですが、今回ばかりは泣く泣く諦めることに。
マリエンベルク要塞
マリエンベルク要塞は1253年から1719年まで歴代の大司教の居城兼要塞となっていました。
要塞は丘の上に位置しており、要塞の北側の庭園からはヴュルツブルクの街並みを見渡すことができます。
城塞の建物は複数の博物館になっています。
今回私はマリエンベルク要塞には30分ほどしか滞在できなかったため、庭園を散歩するのみで帰ってきました。(朝早かったので、博物館はまだ開館していませんでした。)
バスでマリエンベルク要塞へ
私は11時からのレジデンツのガイドツアーに参加する予定にしていました。というのも、レジデンツはガイドツアーに参加しないと見れないエリアがあったためです。
ガイドツアー後にマリエンベルク要塞へ行くと、ヴュルツブルクの出発が遅くなってしまうので、ちょっと時間的にはタイトですが、先にマリエンベルク要塞へ行く計画にしました。
マリエンベルク要塞へはレジデンツ前のバス停から出ているバスで行くことができます。
そこで、9:30発のマリエンベルク要塞行きのバスで9:46に要塞に到着。11時にレジデンツに戻るために10:28発の帰りのバスに乗ります。マリエンベルク要塞の観光時間は約45分。この短時間でマリエンベルク要塞を見て回りました。
とても短い観光でしたが、庭園からの眺めはとても良く。やっぱり無理して予定に入れてよかったと思える場所でした。さて、10:28のバスに飛び乗ってレジデンツへ戻ります。
マリエンベルク要塞への行き方
マリエンベルク要塞への行き方をまとめておきます。
マリエンベルク要塞へはバスで行くのが便利です。
レジデンツの前の広場のResidenzplatzという停留所を出発する9番のバスでSchonborntorで下車です。(15分程度です。)
ただし4月~10月までの期間限定で、本数は多くはないので、時刻表を必ず確認しましょう。
バスの時刻表はホテルでももらえますし、DBのアプリでも確認可能です。
それ以外の時期はタクシーで行くのが良いでしょう。
レジデンツ
マリエンベルク要塞からバスに乗ってレジデンツ前に戻ってきました。
レジテンツは世界遺産に登録されている建物で1720年~1744年に大司教の宮殿として建てられました。
ドイツの中で最も美しい宮殿と言われることもあり、特に世界で最も大きいフレスコ一枚画の天井を持つ階段が素晴らしいと言われています。
私は11時からのレジデンツのガイドツアーに参加することにしていました。
レジテンツはガイドツアーに参加しないで個人でも入場可能ですが、ガイドツアーしか入れない部屋があります。
時間が合うようならガイドツアーに参加することをおすすめします。(残念ながら日本語のガイドツアーはないです。ツアーの時間などは公式ホームページ(下記)で確認してください。)
ちなみに、入場料は7.5ユーロ、学生6.5ユーロで、ガイドツアーに参加してもしなくても同じ金額になっています。
レジテンツのガイドツアーですが、現在は残念ながらコロナウイルスの影響で開催されていないようです。最新の状況を公式ホームページで確認するようにしてください。(2020.10.27)
レジデンツは残念ながら撮影禁止だったため、内部の写真はありません。
入口入ってすぐの階段の間の天井画がやはりすばらしかったです。ティエポロによるフレスコ画「太陽神アポロンの保護下にある芸術の庇護者たる領主司教への礼讃」という作品です。世界最大のフレスコ画だそうで、飛び出すような臨場感で描かれており、とても感動しました。
また、その隣にある白の間の漆喰の装飾もとても美しかったです。
ガイドツアーは40分ほどで終了し、宮殿を出た後は、となりの美しい庭園を鑑賞しながらしばし休憩。
ヴュルツブルクを後にしていよいよミュンヘンへ向かいます。(いよいよ旅も終盤です。)
ヴュルツブルクからミュンヘンへ
ヴュルツブルクもまだまだ見どころがありそうで、名残惜しかったのですが、ヴュルツブルクの観光を切り上げて、ミュンヘンへ向かいます。
ヴュルツブルクからミュンヘンへはICEで2時間くらいです。
Schiller5 Hotel にチェックイン
ミュンヘンの滞在は駅近くのSchiller5 Hotelというホテルを選びました。
私はいつも駅から長い距離スーツケースを持って歩くのを避けるために駅から近くのホテルを選んでいます。
Schiller5もミュンヘン中央駅から徒歩3分ほどの、シラー通り沿いにあるホテルです。
ホテルを予約した後に気づいたのですが、確かにホテルは駅から至近ですが、シラー通りはミュヘン駅周辺の中で治安の良くない通りでした。
確かにガラの悪そうな道で昼間から酔っ払いがたむろっていたりして、ちょっと怖かったです。速足でチェックインしました。(ホテルは安全性に配慮されていて快適でした。)
6日目の観光はこれで終わりです。明日は朝から一泊でホーエンシュヴァンガウ村へ向かいます。ヴィーツ教会、ノイシュヴァンシュタイン城に訪れます。
続きを読む。⇒⇒⇒ヴィースの巡礼教会へ~行き方・見どころ【7日目】
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この記事は2019年に行ったドイツ旅行の記録です。
ドイツ旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2019年の目的地はドイツ(旅の計画)【1日目⓪】
フランクフルトとその周辺
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