トレド観光のまとめです。
トレドは「もしスペインに1日しかいられないならトレドへ行け」と言われるほど魅力的な場所です。スぺインの首都がマドリードに移るまであいだ政治・経済の中心として栄えました。
マドリードに滞在して、日帰りでトレドに行く事を想定した場合の、「行き方」「おすすめスポット」をまとめました。私はトレドには半日しかいられなかったのですが、もし一日あったらぜひ行きたかった場所なども加えています。
マドリードからトレドへの行き方
トレドへはマドリード アトーチャ駅から出ている高速列車(Avant)で行くのがお勧めです。時間は30分ほどで1日10便程度が運行されています。バスで行くことも可能ですが、時間は倍以上かかります。（直行便60分、経由便90分）
トレドの旧市街は坂の上にあります。トレド駅から旧市街まで登っていくのは坂が急なためなかなか大変です。旧市街到着後も坂が多いのでなるべく体力を温存しておきたいところです。私はものすごい暑い中歩いてすごい疲れました。。。
旧市街へのアプローチ方法は①タクシーを使う、②路線バスを使う、③地元の人が使うエスカレータを使う。④観光バスBus Turisticoでも行くことができます。
（旧市街へつながるエスカレータなんてあるんですね。古都の雰囲気を壊さないようにするためか城壁内にうまく作り込まれているようで、その存在を知らなかった私は気づかずに通り過ぎてしまいました。）
renfe（スペイン国鉄）の高速列車AVANT。マドリードから約30分でトレドに到着します。
トレドの観光バス
トレドでは通常の路線バス以外に、観光者用下記の2種類のバスがあります。私はうまく利用できたとは言えませんが、Bus Turisticoを使いました！
Bus Turistico
観光者向けの2階建てバスです。乗り降り自由の周遊バスで、トレド駅から乗車してぐるっとトレドの周りを回って最終的には旧市街の中心地まで行けます。1周が1時間程度で、30分に一本程度運行されています。展望台にも停車しますので、そこで下車して、次のバスがくるまで景色を楽しむなんて使い方も可能です。またオーディオガイドサービスがあり日本語で各所の案内を聞くことができます。（イヤホンがもらえるので、それを席のイヤホンジャックに接続します。）
観光者用2階建てバス（Bus Turistico）1時間かけて周辺をぐるりとまわり旧市街まで行けます。
公式サイトで購入することが可能です。（もちろん現地でも買えます。）
またサイトからマップがダウンロード可能です。
ソコトレン
列車型のかわいいミニバスです。ソコドベール広場を出発し1周45分程度で街をぐるっと回ります。展望台では10分程度停車し、景色を楽しむことができます。
ソコトレン。45分でトレドの見どころを回ります。展望台にも立ち寄ります。
トレドのおすすめ観光スポット
ソコドベール広場
トレド旧市街の中心地。ここからいろいろなスポットへ徒歩で行くことができます。トレドの旧市街は坂道や細い道が多いのでタクシーも入り込むのが難しいところが多いですが、ソコドベール広場までは行くことができます。タクシーで旧市街中心まで行きたい人は「ソコドベール広場へ行きたい」と伝えると良いと思います。私は帰りにここからタクシーを拾って帰りました。
周りにはお店もたくさんあり食事などができます。
ソコドベール広場。旧市街の中心。トレド観光の起点になります。食事ができるお店もあります。
カテドラル
1943年に完成したスペインゴシック様式の大聖堂です。私はスペインに訪れて初めての大聖堂だったので、その迫力に圧倒されました。チケットは教会向かいの売店で購入することができます。オーディオガイドの貸し出しもありますが、日本語はありませんでした。
トレドのカテドラル。
サント・トメ教会
画家エル・グレコは後半生をトレドで過ごしました。サント・トメ教会はカテドラルに比べるとだいぶ小さい教会ですが、エル・グレコの傑作である「オルガス伯爵の埋葬」があることで有名な教会です。教会の写真は撮り忘れてしまいました。。。
展望台
タホ川の南にある高台。ここからトレド旧市街が見渡せ、非常に景色が良い場所です。Bus Turisticoで行くことができます。またソコトレンでも10分ほど立ち寄るようです。
近くに（といっても徒歩20分ほどですが）パラドール・デ・トレド（スペインの国営ホテル）があり、ホテルの眺めの良いカフェ（バル）でお茶することもできるそうです。私は半日しかトレドにいれなかったので、行けなかったのですが、ぜひ行きたかった場所です。
トレドの街並み
迷路のようなトレドの街並みは歩いているだけで楽しいです。たくさんの土産物屋があるのでそこを見て回るだけでもなかなか楽しいです。迷わないように注意してください。グーグルマップがあれば楽勝ですが。
迷路のようなトレドの街並み。奥にカテドラルが見えます。
もし一泊できるならパラドールに泊まりたい。
日帰りということでおすすめスポットを紹介しましたが、もし一泊できるなら「パラドール・デ・トレド」に宿泊することをお勧めします。「パラドール」とはスペインの国営のホテルです。パラドールはお城や修道院などの歴史的な建物を改築して使用しているものが多く、その希少性から非常に人気です。（予約がとりにくいです。）
「パラドール・デ・トレド」はトレドの展望台の近くにあるため、ホテルの窓やテラスからはトレドの旧市街が一望できます。宿泊できないとしても併設されたカフェに寄ってみるのも良いかもしれません。（部屋の窓からトレドの街を見たい場合は「眺望あり」の部屋を予約する必要があります。）
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