この日のコース

概要

9日目：2017/8/17(木)　バチカン市国観光

10:30　ヴァティカン博物館

　この日は観光最終日。楽しみにしていたヴァティカン市国の観光です。ヴァティカン市国は、ローマ教皇が統治する世界最小の国家です。国の面積は東京ディズニーランドとほぼ同じくらいの広さです。カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂。サン・ピエトロ広場。ヴァティカン博物館などがあります。(ちなみにローマからの入国にパスポートとかは不要です。）

　ヴァティカン博物館は大変混雑すると聞いていたので、一般客よりも30分早く入場できるガイドツアーを使うことにしました。ツアーは7:45にホテルロビー集合。急いで朝食をすませツアーのバスに乗り込みバチカン市国へ向かう。バスが博物館付近に到着した時には道路はすでに恐ろしく長い行列ができていました。

　ガイドさんの後について団体入口の行列に並びます。オプショナルツアーの説明には「優先入口より並ばず入場」と書いてありましたが、さすがにこの時期には「並ばず入場」とはいきません。やっとのことで博物館に入場し、手荷物検査の後、ガイドさんがチケットを購入するためにさらに待たされました。

ヴァティカン博物館の入口。すごい混雑です。団体専用の入口ですがすごい人です。ガイドさんの旗を頼りに必死で付いていきます。

　ガイドさんから手渡されたチケットを使ってゲートを抜けた後、全員にオーディオガイドが配布され、まずはロビーでシスティーナ礼拝堂の解説が行われました。礼拝堂内は静粛にしなければいけないので、ガイドによる解説が禁止されている為です。

　実際に内部の見学が始まったのは10:30くらいになっていました。 ツアーは約1時間程度で駆け足で博物館内を見学しました。とにかくすごい人で、ガイドさんを見失わないようにするのが大変でした。バチカン博物館は丹念に見ると1週間かかると言われているくらいで、ツアーはかなり見どころを絞った見学になりました。例えば見どころの一つであるラッファエロの間は完全にスキップされてしまいました。ツアーから離団しラッファエロの間を見学することもできたのですが、とにかくすごい混雑だったので、ガイドさんについていった方が無難と判断しラファエロの間は諦めました。目玉であったシスティーナ礼拝堂ですが、ここも恐ろしく混雑していてまるで通勤ラッシュのような状況でした。もう少し空いている状況でゆっくり見学したかったなあ。

ラオコーン像

地図の間

システィーナ礼拝堂入口。（内部は撮影禁止です。）

　ヴァティカン博物館のガイドツアーはお勧めです。とにかく広く所蔵品が多い博物館の見どころを絞って鑑賞することができます。美術品の解説の他にも、順路の案内が非常に役立ちました。夏の時期はとにかくすごい人で、入口はどこなのか？どこに並ぶか？どこが順路なのか？を判断するだけでも大変そうだったので、そういう意味でもガイドツアーは非常に役に立ちました。

　ガイドツアーはいろいろな種類があり、一般の開場時間より早く中に入れるもの、私のツアーでは回らなかったラファエロの間も回るものと、いろいろの種類があるので良く調べて好みのものを選びましょう。