シャンボール城~映画『美女と野獣』の城のモデル(ロワール地方古城めぐり)【5日目③】

パリから日帰り小旅行

 この記事はロワール地方城巡りツアーでシャンボール城にやってきたときの記録です。

 シャンボール城は映画『美女と野獣』に出てくるお城のモデルにもなっており、ロワール地方の古城で最も大きいお城です。

 シャンボール城の見どころを紹介します。

 なお、ロワール地方には、ロワール川沿いにそって多くの古城が点在しているので、限られた日数でいくつも見て回るのが難しいです。

 私は旅行会社のツアーを使って回りました。ツアーの選び方については『シュノンソー城~貴婦人たちの城(ロワール地方古城めぐり)【5日目①】』にまとめています。ぜひそちらもご覧ください。

シュノンソー城~貴婦人たちの城(ロワール地方古城めぐり)【5日目①】
貴婦人たちの城として有名なシュノンソー城へ行きました。ロワール地方の古城めぐににはツアーを使うと便利です。ツアーを選び方などもまとめました。
スポンサーリンク

5日目のコース

5日目③:2018/8/7(火):ロワール地方の古城めぐりツアー(オプショナルツアー)

日時  現地時刻  スケジュール


8/7
(火)

  地下鉄⑭
(約4分)
Chetlet駅(Chetlet駅まで徒歩)
  Pyramides駅
7:10   マイバス社集合
    ロワール古城オプショナルツアー
 シュノンソー城
   ランチ
 ル・クロ・リュセ城
 シャンボール城
20:00   マイバス社にて解散
20:00   パリ泊
スポンサーリンク

シャンボール城へ~映画『美女と野獣』に登場するお城のモデルになった美しいお城

ツアーは最後の目的地シャンボール城へやってきました。シャンボール城は映画『美女と野獣』(実写版)に登場するお城のモデルになっている非常に美しいお城です。

シャンボール城

シャンボール城の正面。フランスロワール地方で最も大きいお城です。工事中なのが残念です。

16:00 シャンボール城

 シャンボール城はフランソワ1世によって1519年に建設が開始されたフランス・ルネッサンスの傑作として名高いお城です。その広さはロワール地方最大で、426の部屋数があり、敷地面積はパリ市に匹敵するほどの広さなのですが、ツアーは1時間ほどでこの城を見て回ります。もちろんとっても1時間では足りません。ガイドさんの後ろについて見どころを駆け足で見て回ります。

シャンボール城

シャンボール城。別の角度から。シャンボール城には426個の部屋があるそうです。ツアーでは全然回れませんせんでしたが。。。仕方ないですね。。w

 シャンボール城で有名なのは2重のらせん階段です。このらせん階段は対をなす2本のらせん階段からできていて、ふたりの人がそれぞれ別の階段を使うとすれ違うことなく昇降できる不思議な階段です。

 この階段は外敵が攻めてきた時に敵が上層階にたどり着いたころには、家主はもう片方の階段で敵とすれ違うことなく外に逃げることができるようにと作られたものです。このらせん階段のアイデアはレオナルド・ダ・ヴィンチによるものと言われています。

シャンボール城

2重のらせん階段。2本の階段が絡まるように配置されています。

 城のテラスからは広大な庭を見渡すことができました。広大な庭は美しく整備されています。本当に駆け足で全然時間が足りなかったですが、ツアーはバスに戻りました。

シャンボール城

シャンボール城の庭園。ヨーロッパのお城の庭園の中で最大の広さを持つ庭です。

シャンボール城

フランソワ1世。シャンボール城はもともとはフランソワ1世の狩猟のために作られた城で長期間滞在することはなかったそう。これだけ巨大な城を狩猟のためだけに作るなんてすごいですね。。。

19:30 パリに戻りモンパルナス駅で列車のチケットを買う

 ツアーは予定より少し早い7:30頃にはパリに戻りました。

 ホテルに戻る前に明日のランス・アミアン、明後日のモン・サン=ミシェルに行くためのチケットを事前に購入したい。そこで、ホテル戻る途中のシャトレ駅に寄って買っていくことにしました。。。(シャトレは地下鉄、国鉄両方の駅がある。)

日付 出発地 ⇔ 目的地
8/8 パリ東駅(PARIS EST) ⇔ ランス(REIMS)
※アミアンは時間が決められなかったので、当日買う予定。
8/9-10 パリ・モンパルナス駅(PARIS MONT) ⇔ レンヌ(RENNES)

 地下鉄シャトレ駅で「国鉄のチケットを買いたいのだが国鉄の駅はどうやって行ったらいいか?」と聞いたところ、「前売り券はシャトレ駅では買えない。モンパルナス駅でしか買えない。」と言われてしまいました。時間は20:00を回っていたので、思い切って切符売り場の場所がわかっているモンパルナスへ移動しました。

 地下鉄を乗り継いでモンパルナス駅に辿りついて、以前使った切符売り場に行くと、「ここは当日券しか買えない。上の階のチケットオフィスへ行け。21時までだ。」と言われて、大急ぎで上の階へ行きます。しかし、ここでも「前売り切符を買いに来た」というと、「当日券しか買えない」と言われてしまいました。

 時間も9時間際になっていて愕然としたのですが、「そんなはずはない!」と気を取り直して、他のスタッフを捕まえて聴いてみると、どうやらこの切符売り場で買えるらしい。「フランス人テキトーだなぁぁ。。。」と思いつつ、順番を待って翌日の「ランス行き」翌々日の「レンヌ行き」の切符を購入しました。

苦労して買ったチケット。ランス行きとモンサンミッシェルへ行くためのレンヌ行き。(アミアンへのチケットは当日買うことに。)

 今までヨーロッパのいくつかの国では、大きな駅ではだいたい英語が通じていたのですが、モンパルナス駅はそこそこ大きい駅なのに英語が通じませんでした。(たまたま私の担当だけかもしれませんが。。。)

 英語が使えないとなると、意思疎通が恐ろしく大変で、身振り手振りと筆談を駆使し汗だくでチケットを購入しました。


これで5日目のロワール地方古城めぐりの旅は終わりです。明日は朝からシャンパンで有名なランスへ向かいます。

続きを読む。⇒⇒⇒ランスへ~サン・レミ・バジリカ聖堂(行き方)【6日目①】

ひとつ前の記事に戻る。⇒⇒⇒ル・クロ・リュセ城・洞窟レストランでランチ(ロワール地方古城めぐり)【5日目②】

この記事は2018年に行ったイギリスフランス旅行の日記です。

イギリスフランス旅行記を最初から読む。⇒⇒⇒2018年の目的地はイギリス・フランス(旅の計画)【1日目⓪】

コメント

タイトルとURLをコピーしました