パリ ノートルダム大聖堂~世界遺産「パリのセーヌ河岸」【9日目②】

パリ
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9日目のコース

9日目②:2018/8/11(土):ノートルダム大聖堂

日次 現地時間 スケジュール

8/11
(土)
  地下鉄④⇒⑥
(約40分)
Saint-Michel-Notre-Dame駅
  Bir Hakeim駅
(Raspail駅経由)
9:00   エッフェル塔
12:30   ノートルダム大聖堂
15:20   サントシャペル
16:15   コンシェルジュリー
19:00   ディナー
    パリ泊
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ノートルダム大聖堂の火災

 ご存知の通り、2019年4月15日から同年4月16日にかけて、フランス・パリのノートルダム大聖堂で火災が起きてしまいました。

 木組みの屋根の部分はほぼ全焼し、尖塔が焼け落ちてしまいました。屋根が焼けてしまっているので空が見えている状態のようです。一方で正面部分のファサードと2本の塔などは被害を免れることができました。また内部に保管されていた一部の文化財・美術品は消防隊により運び出され、また巨大なパイプオルガンも無事であったと言われています。

 この火災のために現在はノートルダム大聖堂の一般公開は中止されています。いつ公開が再開されるのかなどについては今のところ不明です。

以下の日記は私が訪れた2018年8月時点の情報です。最新の情報は下記サイトなどで確認してください。

 France.fr

ノートルダム大聖堂再建に向けて

 火災を受けて再建のための資金が世界中から寄付されており火災後わずか3日間で10億米ドルが集まったと言われています。再建は5年以内を目標に実施される予定で、現在は新しい尖塔のデザインが公募されているそうです。(2019年5月現在)

 デザインは奇抜なものも集まってきており賛否両論巻き起こっているようです。

 火災はとても残念な出来事ですが、この出来事もノートルダム大聖堂の長い歴史の一部なのかなと思います。左右の塔の建築様式が異なるシャルトルの大聖堂も火災のために片方の塔が焼け落ちたためこのような形になっています。

 ノートルダム大聖堂も焼け残った部分と新規に建築される部分がどのように融合するか見どころですね。ノートルダム大聖堂がどのように再建されるのか注目していきたいです。

シャルトル大聖堂(ノートルダム大聖堂)~シャルトルブルーのステンドグラス【4日目②】
シャルトルのノートルダム大聖堂へ。シャルトル大聖堂のステンドグラスの青色は美しく、シャルトルブルーと言われています。シャルトルはパリから1時間程度で行ける人気のスポットです。
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パリのノートルダム大聖堂

 今回の旅のテーマの「フランス各地のいろいろなノートルダム大聖堂に行ってみよう」の4つ目はパリのノートルダム大聖堂です。

 パリの発祥の地シテ島にある大聖堂でパリの中でも特に貴重な初期ゴシック建築の傑作です。「パリのセーヌ河岸」という名称で世界遺産にも登録されています。ここはもちろん訪れたい!

今回の旅のテーマについては『2018年の目的地はイギリス・フランス(旅の計画)【1日目⓪】』をご覧ください。

ノートルダム大聖堂への行き方

ノートルダム大聖堂はパリの中心地であるシテ島内にあります。最寄り駅は地下鉄シテ駅で、徒歩6分ほどで行くことができます。

シテ島の地図:ノートルダム大聖堂、サント・シャペル、コンシェルジュリーはシテ島内にあり徒歩で行くことができます。特にサント・シャペルとコンシェルジュリーは隣接しています。
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いよいよパリのノートルダム大聖堂へ

 エッフェル塔には2時間ほど滞在していました。地下鉄を使ってホテル付近に戻り、昼食代わりに近くのクレープ屋で持ち帰りのチョコとバナナのクレープを購入して食べながらノートルダム大聖堂に向かいました。

12:30 ノートルダム大聖堂

 パリのノートルダム大聖堂は1163年に着工され完成に170年以上かかりました。全長127.50m、身廊の高さは32.50m、幅は12.50mの壮大なスケールの大聖堂で、1230年台にアミアンやランスの大聖堂が登場するまでは比類のない大聖堂でした。また、その色合いから、白い貴婦人とも呼ばれています。

 私が大聖堂前の広場に到着した時には、入場を待つ人でごった返していてどこが最後尾なのかもよくわからないくらいでした。なんとなく最後尾らしい場所に並び待つこと30分、教会に入場できました。

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂。正面は広場になっていて長蛇の列ができている。ただ内部が大きいためか待ち時間はそれほどでもありませんでした。

ノートルダム大聖堂 

ノートルダム大聖堂の側面(南側)。写真に見える屋根の部分と尖塔の部分が今回の火災で焼け落ちてしまいました。今は屋根がなく空が見えてしまう状態だそうです。

 外はものすごい人でしたが教会が大きいためか、それほど混雑を感じることなくゆっくり見て回ることができました。外の騒がしさとは対照的に教会内は抑えめな照明で厳かな雰囲気でした。教会には40分ほど滞在し、次のサント・シャペルへ急ぐ。

ノートルダム大聖堂

ノートルダム大聖堂内部です。内部は照明が抑え目になっており荘厳な雰囲気です。

ノートルダム大聖堂

教会の南側の側廊

ノートルダム大聖堂

北側のバラ窓。直径は13mで、21mの高さにあります。南側にもバラ窓があります。

ノートルダム大聖堂の屋上に登ることができます。

 私は登りませんでしたが、ノートルダム大聖堂は屋上があり、そこに登ることができます。(有料です。10ユーロ)予約券の発券機で予約し、予約時間に入口に集合すると入場できます。ただし、エレベータなどはなく422段の階段を登る必要があるので注意が必要です。

 予約券は当日の朝7:30以降でないと予約できません。予約方法は入口(下の写真参照)近くの発券機。もしくはスマホのアプリで可能です。ちなみにアプリはパリ市内でないと使えないそうです。

 見学はツアー形式になっており、ガイドさんについて階段を登っていきます。(施設の説明などはないそうです。) 教会の彫刻や鐘などを間近で見ることができてとても楽しそうです。行けばよかったなと後悔です。。。

ノートルダム大聖堂

屋上への入口です。ふつうの教会と別の入口になります。(教会の北側部分。正面左手。)近くに発券機がありそこで予約券を発券する必要があります。スマホアプリ出の予約も可能です。

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